芥川賞歴代一覧!女性作家は何人いるのでしょう?芥川賞の歴代の受賞者と受賞作品を一覧にまとめました!第160回から第166回までをまとめています。第1回から第160回までで、女性作家は何人いるのか、数えてみました!第1回から第115回までは別記事にまとめています。
Contents
芥川賞作家のイメージは?
みなさんは「芥川賞作家」というとどんなイメージでしょうか?個人的には、純文学って男性の作家が書かれるイメージがあるのですが。
昔は、芥川賞作家と言えば、やっぱり男性がほとんどだったそうです。最近は女性作家も増えたそうですよ。
芥川賞女性作家!
最近では第154回(2015年下半期)の受賞者に女性作家がいましたね。
引用:gendai.ismedia.jp
本谷有希子さんという女性作家。「異類婚姻譚」で、芥川龍之介賞を受賞。女性作家なのですが、もともとはお芝居をしていたかたのようです。
劇団・大人計画を主宰していることで知られている松尾スズキさんのお弟子さんだったという情報がありました。
2000年からは「劇団・本谷有希子」を主宰し、作・演出を手掛けているそうです。
本谷有希子さんはお芝居だけでなく声優としても活動されていたそうで、19歳の時、1998年から1999年にかけて放送されたテレビアニメ「彼氏彼女の事情」(テレビ東京)で沢田亜弥役を演じていたそうです。
芥川賞を受賞し、戸内のホテルで会見を行なったときに、報道陣から「今後、声優を挑戦する可能性は?」と聞かれ、本谷有希子さんは「あのアニメをオンエアで観たときに、あまりの棒読みに絶望したので、もうないと思います」と苦笑していたそうです。
芥川賞女性作家の本谷有希子とは?
本谷有希子さんは、
2007年に「遭難、」で第10回鶴屋南北戯曲賞を受賞、
2009年に「幸せ最高ありがとうマジで!」で第53回岸田國士戯曲賞を受賞、
2014年には「自分を好きになる方法」で第27回三島由紀夫賞を受賞
するなど、数々の文学賞を受賞している女性作家。芥川賞には、受賞までに既に3度ノミネートされており、4度目のノミネートでの受賞となったそうです。
芥川賞歴代一覧!女性作家は何人いる?
芥川賞を受賞した女性作家は、何人いるのでしょうか?調べてみたところ、第160回までで48人もいました!
芥川賞の歴代一覧!第116回から第166回
第166回 2021年
ブラックボックス [ 砂川 文次 ]
第165回 2021年
貝に続く場所にて [ 石沢 麻依 ] 彼岸花が咲く島 [ 李 琴峰 ]
第164回 2020年
推し、燃ゆ [ 宇佐見 りん ]
第163回 2020年 首里の馬 [ 高山 羽根子 ]
破局 [ 遠野 遥 ]
第162回 2019年 背高泡立草[ 古川真人 ]
第161回 2019年 むらさきのスカートの女 [ 今村夏子 ]
第160回 2018年 ニムロッド [ 上田 岳弘 ] 1R1分34秒 [ 町屋 良平 ]
第159回 2018年 送り火 [ 高橋 弘希 ]
第158回 2017年 百年泥 [ 石井 遊佳 ] おらおらでひとりいぐも [ 若竹 千佐子 ]
第157回 2017年 影裏 / 沼田真佑 【本】
第156回 2016年 しんせかい [ 山下 澄人 ]
第155回 2016年 コンビニ人間 [ 村田沙耶香 ]
第154回 2015年 死んでいない者 [ 滝口悠生 ] 異類婚姻譚 (講談社文庫) [ 本谷 有希子 ]
第153回 2015年 スクラップ・アンド・ビルド [ 羽田圭介 ] 火花 [ 又吉直樹 ]
第152回 2014年 九年前の祈り (講談社文庫) [ 小野 正嗣 ]
第151回 2014年 春の庭 (文春文庫) [ 柴崎 友香 ]
第150回 2013年 穴/小山田浩子
第149回 2013年 爪と目 (新潮文庫) [ 藤野可織 ]
第148回 2012年 abさんご [ 黒田夏子 ]
第147回 2012年 冥土めぐり (河出文庫) [ 鹿島田真希 ]
第146回 2011年 道化師の蝶 (講談社文庫) [ 円城 塔 ] 共喰い (集英社文庫) [ 田中慎弥 ]
第145回 該当作品なし
第144回 2010年 きことわ/朝吹真理子 苦役列車 / 西村 賢太 / 新潮社 [単行本]
第143回 2010年 乙女の密告 /新潮社/赤染晶子
第142回 2009年 該当作品なし
第141回 2009年 終の住処 (新潮文庫) [ 磯崎憲一郎 ]
第140回 2008年 ポトスライムの舟 (講談社文庫) [ 津村 記久子 ]
第139回 2008年 時が滲む朝 (文春文庫) [ 楊逸 ]
第138回 2007年 乳と卵[ 川上未映子 ]
第137回 2007年 アサッテの人 (講談社文庫) [ 諏訪 哲史 ]
第136回 2006年 ひとり日和 / 青山七恵
第135回 2006年 八月の路上に捨てる [ 伊藤たかみ ]
第134回 2005年 沖で待つ (文春文庫) [ 絲山秋子 ]
第133回 2005年 土の中の子供 (新潮文庫) [ 中村文則 ]
第132回 2004年 グランド・フィナーレ (講談社文庫) [ 阿部 和重 ]
第131回 2004年 介護入門 / モブ・ノリオ / 文藝春秋 [単行本]
第130回 2003年 蛇にピアス [ 金原ひとみ ] 蹴りたい背中 (河出文庫) [ 綿矢りさ ]
第129回 2003年 ハリガネムシ [ 吉村萬壱 ]
第128回 2002年 しょっぱいドライブ [ 大道珠貴 ]
第127回 2002年 パーク・ライフ/吉田修一
第126回 2001年 猛スピードで母は (文春文庫) [ 長嶋有 ]
第125回 2001年 中陰の花 (文春文庫) [ 玄侑宗久 ]
第124回 2000年 聖水 /青来有一(著者) 熊の敷石 (講談社文庫) [ 堀江 敏幸 ]
第123回 2000年 きれぎれ (文春文庫) [ 町田康 ] 花腐し 松浦 寿輝
第122回 1999年 蔭の棲みか (文春文庫) 玄月 夏の約束[ 藤野千夜 ]
第121回 1999年 該当作品なし
第120回 1998年 日蝕 / 平野 啓一郎 / 新潮社 [単行本]
第119回 1998年 ゲルマニウムの夜 / 花村 萬月 / 文藝春秋 [単行本] ブエノスアイレス午前零時新装版 (河出文庫) [ 藤沢周 ]
第118回 1997年 該当作品なし
第117回 1997年 水滴 / 目取真 俊 / 文藝春秋 [単行本]
第116回 1996年 海峡の光 (新潮文庫) [ 辻仁成 ] 家族シネマ / 柳 美里 / 講談社 [文庫]
第115回より過去の分が完成しました。
芥川賞歴代一覧!作品・女性作家も(第1回から第115回まで)
芥川賞歴代一覧!女性作家は第160回までに何人いる?のまとめ
芥川賞歴代一覧!女性作家は第160回までに何人いる?についてまとめました。
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