このミステリーがすごい!海外歴代1位を第1回1988-2022

このミステリーがすごい!の海外編歴代1位作品を第1回の1988年から2022年まで調査!ミステリーが読みたくなったら、このミステリーがすごい!で調べていましたが、海外編歴代1位を1988年から2022年まで一覧にしたら探しやすそうと思ってまとめてみました。

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このミステリーがすごい!とは?

1988年から別冊宝島で発行されている「このミステリーがすごい!」は、ミステリー小説のランキングが掲載されています。よく「このミス」と略されて呼ばれていますね。

国内部門と海外部門があり、それぞれランキングは投票で選ばれて、ベスト10が決まるのだそうです。

今回は海外編の、1988年からの歴代1位をご紹介したいと思います。

このミステリーがすごい!の歴代1位(海外編)

1988年 夢果つる街(角川文庫)

吹き溜まりの街、ザ・メイン。いろんな人間たちが破れた夢を抱えて生きている。ラポワント警部補は毎日パトロールを欠かさない。ここは彼の街であり、彼が街の“法律”なのだ。そしてラポワントにも潰えた夢があった…。それは奇妙な死体だった。胸を一突きされて、祈るような格好で路地にうずくまっていた。イタリア系らしい若い男だった。街を知りつくしたラポワントは、難なく最初の手がかりをつかんだ。だがやがて浮かびあがるのはまったく意外な犯人、そしてそこにも街の悲しい過去があるのだった―。

1989年 羊たちの沈黙(新潮文庫)

FBIアカデミイの訓練生スターリングは、9人の患者を殺害して収監されている精神科医レクター博士から〈バッファロゥ・ビル事件〉に関する示唆を与えられた。バッファロゥ・ビルとは、これまでに5人の若い女性を殺して皮膚を剥ぎ取った犯人のあだ名である。「こんどは頭皮を剥ぐだろう」レクター博士はそう予言した…。不気味な連続殺人事件を追う出色のハード・サスペンス。

>>羊たちの沈黙(上巻) (新潮文庫) [ トマス・ハリス ]

1991年(1990年の作品) 薔薇の名前(上)

迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。バスカヴィルのウィリアム修道士が事件の陰には一冊の書物の存在があることを探り出したが…。精緻な推理小説の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ。

>>薔薇の名前(上) [ ウンベルト・エーコ ]

1992年 策謀と欲望(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

ダルグリッシュ警視長は、原子力発電所の聳える海沿いの村を休暇で訪れた。その村では最近、女性ばかりを狙う連続絞殺魔が暗い影を落としていた。ダルグリッシュが発電所所長宅の夕食会に招かれた夜、発電所の職員が帰宅途中に絞殺されるという事件が起きた。住民の恐怖が高まるなか、ダルグリッシュは海岸で女性幹部ヒラリーの他殺体を発見する。手口から新たな犠牲者と思われたが、事件の前に絞殺魔は自殺していた…。

>>策謀と欲望(上) ハヤカワ・ミステリ文庫/P.D.ジェイムズ(著者),青木久恵(訳者)

1993年 骨と沈黙(ハヤカワ・ミステリ文庫)

ダルジール警視は窓から目撃した光景に愕然とした。男が銃を手に女に迫っていたのだ。駆けつけると、女はすでに撃たれて死んでおり、男は銃が暴発したのだと主張した。はたして、事故か殺人か。一方パスコー主任警部は、ダルジールに次々と届く自殺予告の手紙の差出人が誰かを探っていた。内容から今度の事件に関わる人物と思われたが…人間の生と死に潜む謎を鮮烈に描く、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作。

>> 骨と沈黙 (ハヤカワ・ミステリ文庫)/レジナルド ヒル 

1994年 ストーン・シティ(上) (新潮文庫)

ミッドウェスト大学の教授だったバウマンは、酔っ払い運転で少女を轢き殺したため、二千人の凶悪犯が収容された州立刑務所に服役している。刑期を無事に終えることだけを考えていた彼だが、所内で起きた連続殺人の捜査をする羽目に…。暴力沙汰とドラッグが蔓延するこの世界で、バウマンは果たして真犯人を突き止め、生き残ることができるか?迫真の超大型エンターテインメント。

>>ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫) ミッチェル スミス、 Smith,Mitchell; 一紀, 東江

1995年 シンプル・プラン(扶桑社ミステリー)

ある雪の日の夕方、借金を苦にして自殺した両親の墓参りに向かうため、ハンク・ミッチェルは兄とその友人とともに町はずれの道を車で走っていた。途中ひょんなことから、彼らは小型飛行機の残骸とパイロットの死体に出くわす。そこには、440万ドルの現金が詰まった袋が隠されていた。何も危険がなく誰にも害が及ばないことを自らに納得させ、3人はその金を保管し、いずれ自分たちで分けるためのごくシンプルな計画をたてた。だがその時から、ハンクの悪夢ははじまっていたのだった。スティーブン・キング絶賛の天性のストーリー・テラー、衝撃のデビュー作。

>>シンプル・プラン スコット・スミス/著 近藤純夫/訳

1996年 女彫刻家(創元推理文庫)

オリーヴ・マーティン―母妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所に血まみれの抽象画を描いた女。無期懲役囚である彼女には当初から謎がつきまとった。凶悪な犯行にも拘らず、精神鑑定の結果は正常。しかも罪を認めて一切の弁護を拒んでいる。わだかまる違和感は、歳月をへて、疑惑の花を咲かせた…本当に彼女の仕業なのか?MWA最優秀長編賞に輝く、戦慄の物語。

>>女彫刻家 創元推理文庫/ミネット・ウォルターズ(著者),成川裕子(訳者)

1997年 死の蔵書(ハヤカワ・ミステリ文庫)

十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された。捜査に当たった刑事のクリフは、被害者の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だったはずなのに、いったいどこから。さらに、その男が掘出し屋を廃業すると宣言していた事実も判明し…古書に関して博覧強記を誇る刑事が、稀覯本取引に絡む殺人を追う。すべての本好きに捧げるネロ・ウルフ賞受賞作。

>>死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [ ジョン・ダニング ]

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1998年 フロスト日和(創元推理文庫)

肌寒い秋の季節。デントンの町では、連続婦女暴行魔が跳梁し、公衆便所には浮浪者の死体が転がる。なに、これはまだ序の口で……。皆から無能とそしられながら、名物警部フロストの不眠不休の奮戦と、推理の乱れ撃ちは続く。中間管理職に春の日和は訪れるのだろうか? 笑いも緊張も堪能できる、まさに得難い個性の第二弾!

>>フロスト日和 (創元推理文庫) [ R.D.ウィングフィールド ]

1999年 フリッカー、あるいは映画の魔

映画の中には魔物がいる―場末の映画館で彼の映画を観た時からジョナサンはその魔物に囚われてしまった。魔物の名はマックス・キャッスル。遺された彼の監督作品を観るにつけ説明できない何かの存在を感じるのだが…。ミステリーファンのみならず、映画ファン、文学ファンをも満足させた98年度ミステリー・ベスト1。

>>フリッカー、あるいは映画の魔 /セオドア・ローザック(著者),田中靖(訳者)

2000年 極大射程(上巻) (新潮文庫)

He was one the best Marine snipers in Vietnam. Today, twenty years later, disgruntled hero of an unheroic war, all Bob Lee Swagger wants to be left alone and to leave the killing behind.

>>極大射程(上) (扶桑社ミステリー) [ スティーヴン・ハンター ]

2001年 ポップ1280

お待たせしました。
孤高のノワール作家ジム・トンプスンの代表作を、文庫でお届けします。
語り手は、人口(ポップ)1280人という田舎町の保安官ニック。
その日常のドラマを描く…というと、なんともつまらなそうですが、これが凄絶。
暴力と欲望と哄笑と策謀と殺人が交錯し、ニックの独白は、読者を予想もしなかった彼岸へと連れ去ります。
トンプスンの作品は、どれもすさまじいものですが、個人的には「おれの中の殺し屋」と本書は、やはり一段ちがうように思います。
ともかくご一読を。

>>ポップ1280 /ジム・トンプスン(著者),三川基好(訳者)

2002年 神は銃弾 (文春文庫)

元妻を殺し、娘を拉致したカルトを追え。復讐に燃える男の追撃行を鮮烈に描く傑作ノワール、登場。英国推理作家協会新人賞受賞作!

>>神は銃弾 (文春文庫) [ ボストン・テラン ]

2003年 飛蝗の農場 (創元推理文庫)

ヨークシャーの荒れ野で農場を営むキャロルのもとに、奇妙な男が転がりこむ。不運な経緯から彼女は男に怪我を負わせ、回復までの宿を提供することにしたのだが、意識を取り戻した男は、過去の記憶がまるでないと言う。幻惑的な冒頭から忘れがたい結末まで、圧倒的な筆力で紡がれる悪夢と戦慄の謎物語。驚嘆のデビュー長編!

*第1位「このミステリーがすごい! 2003年版」海外編ベスト10
*第1位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門/作家部門/評論家・翻訳家部門
*第3位「週刊文春」2002年傑作ミステリーベスト10/海外部門

>>飛蝗の農場 創元推理文庫/ジェレミー・ドロンフィールド(著者),越前敏弥(訳者)

2004年 半身 (創元推理文庫)

【サマセット・モーム賞受賞】
1874年の秋、監獄を訪れたわたしは、不思議な女囚と出逢った。ただならぬ静寂をまとったその娘は……霊媒。戸惑うわたしの前に、やがて、秘めやかに謎が零れ落ちてくる。魔術的な筆さばきの物語が到達する、青天の霹靂のごとき結末。魔物のように妖しい魅力に富む、ミステリの絶品!

*第1位「週刊文春」2003年傑作ミステリーベスト10/海外部門
*第1位「このミステリーがすごい! 2004年版」海外編ベスト10
*第3位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門・評論家部門

>>半身 (創元推理文庫) [ サラ・ウォーターズ ]

2005年 荊[いばら]の城 (上)  (創元推理文庫)

掏摸を生業とし、ロンドンの下町に暮らす少女スウ。彼女に顔見知りの詐欺師がある計画を持ちかける。狙いは、ある令嬢が相続するはずの巨額の財産。はたして計画の行方は? 昨年末の『このミステリーがすごい!』「週刊文春」ミステリベスト10で『半身』がダブル1位となったサラ・ウォーターズによる傑作ミステリ!

>>荊の城(上) (創元推理文庫) [ サラ・ウォーターズ ]

2006年 クライム・マシン (晶文社ミステリ)

「この間、あなたが人を殺した時、わたし、現場にいたんですよ」―殺し屋リーヴズの前に現れた男は、自分はタイム・マシンであなたの犯行を目撃したと言った。最初は一笑に付したリーヴズだが、男が次々に示す証拠に次第に真剣になっていく。このマシンを手に入れれば、どんな犯罪も思いのままだ…。奇想天外なストーリーが巧みな話術で展開していく「クライム・マシン」、オフビートなユーモアとツイストに満ちた短篇の名手、ジャック・リッチーの傑作17篇を収録したオリジナル傑作集。
>>クライム・マシン (晶文社ミステリ) [ ジャック・リッチー ]

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2007年 あなたに不利な証拠として (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

警官を志望する若きキャシーがマージョリーと出会ったとき、彼女の胸にはステーキナイフが深々と突き刺さっていた。何者かが彼女を刺し、レイプしたのだ。怯え、傷ついた彼女を慰めるキャシー。だが捜査を担当したロビロ刑事は、事件を彼女の自作自演と断じる。マージョリーに友情めいた気持ちを抱いていたキャシーだったが、どうすることも出来なかった。それから六年後、キャシーとマージョリー、そしてロビロの運命が再び交わるまでは…MWA賞最優秀短篇賞受賞の「傷痕」をはじめ、男性社会の警察機構で生きる女性たちを描く十篇を収録。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀短篇賞受賞。

>>あなたに不利な証拠として (ハヤカワ・ミステリ文庫) [ ローリー・リン・ドラモンド ]

2008年 ウォッチメイカー

ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわる。その報がリンカーン・ライムのもとに届いた。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を十個、買っていることが判明した―被害者候補はあと八人いる!だが、いつ、誰が、どこで?尋問の天才キャサリン・ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。一方、刑事アメリア・サックスは別の事件を抱えていた。会計士が自殺を擬装して殺された―事件にはニューヨーク市警の腐敗警官が噛んでいるようだった。捜査を続けるアメリアの身に危険が迫る。二つの事件はどう交差するのか?

>>ウォッチメイカー(上) 文春文庫/ジェフリーディーヴァー【著】,池田真紀子【訳】

2009年 チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

スターリン体制下のソ連。国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、あるスパイ容疑者の拘束に成功する。だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、妻ともども片田舎の民警へと追放される。そこで発見された惨殺体の状況は、かつて彼が事故と遺族を説得した少年の遺体に酷似していた…。ソ連に実在した大量殺人犯に着想を得て、世界を震撼させた超新星の鮮烈なデビュー作。

>>チャイルド44(上巻) (新潮文庫) [ トム・ロブ・スミス ]

2010年 犬の力 (上) (角川文庫)

メキシコの麻薬撲滅に取り憑かれたDEAの捜査官アート・ケラー。叔父が築くラテンアメリカの麻薬カルテルの後継バレーラ兄弟。高級娼婦への道を歩む美貌の不良学生ノーラに、やがて無慈悲な殺し屋となるヘルズ・キッチン育ちの若者カラン。彼らが好むと好まざるとにかかわらず放り込まれるのは、30年に及ぶ壮絶な麻薬戦争。米国政府、麻薬カルテル、マフィアら様々な組織の思惑が交錯し、物語は疾走を始める―。

>>犬の力(上) 角川文庫/ドンウィンズロウ【著】,東江一紀【訳】

2011年 愛おしい骨(創元推理文庫)

十七歳の兄と十五歳の弟。ふたりは森へ行き、戻ってきたのは兄ひとりだった。二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、時が止まったかのように保たれた家。誰かが玄関先に、死んだ弟の骨をひとつずつ置いてゆく。何が起きているのか。次第に明らかになる、町の人々の秘められた顔。迫力のストーリーテリングと卓越した人物造形。『クリスマスに少女は還る』の著者渾身の大作。

>>愛おしい骨 (創元推理文庫) [ カロル・オコンネル ]

2012年 二流小説家(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ハリーは冴えない中年作家。シリーズ物のミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で何とか食いつないできたが、ガールフレンドには愛想を尽かされ、家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末。だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼されたのだ。ベストセラー作家になり周囲を見返すために、殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが……。ポケミスの新時代を担う技巧派作家の登場! アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作

>>二流小説家 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [ デイヴィッド・ゴードン ]

2013年 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

八歳の時にある出来事から言葉を失ってしまったマイク。だが彼には才能があった。絵を描くこと、そしてどんな錠も開くことが出来る才能だ。孤独な彼は錠前を友に成長する。やがて高校生となったある日、ひょんなことからプロの金庫破りの弟子となり、芸術的腕前を持つ解錠師に…非情な犯罪の世界に生きる少年の光と影を描き、MWA賞最優秀長篇賞、CWA賞スティール・ダガー賞など世界のミステリ賞を獲得した話題作。このミステリーがすごい!2013年版海外編。2012年週刊文春ミステリーベスト10海外部門第1位。

>>解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [ スティーヴ・ハミルトン ]

2014年 11/22/63

小さな町の食堂、その倉庫の奥の「穴」。その先にあるのは50年以上も過去の世界、1958年9月19日。このタイムトンネルをつかえば、1963年11月22日に起きた「あの悲劇」を止められるかもしれない…ケネディ暗殺を阻止するためぼくは過去への旅に出る。世界最高のストーリーテラーが新たに放った最高傑作。

>>11/22/63(上) 文春文庫/スティーヴン・キング(著者),白石朗(訳者)

2015年 その女アレックス(文春文庫)

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。

>>その女アレックス (文春文庫) [ ピエール・ルメートル ]

2016年 スキン・コレクター

科学捜査官リンカーン・ライムは、犯罪の天才ウォッチメイカーが獄中で死亡したとの報を受けた。

>>スキン・コレクター 上 (文春文庫) [ ジェフリー・ディーヴァー ]

2017年 熊と踊れ(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセント三人兄弟。独立した彼らは、軍の倉庫からひそかに大量の銃器を入手する。その目的とは史上例のない銀行強盗計画を決行することだった―。

>>熊と踊れ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [ アンデシュ・ルースルンド ]

2018年 フロスト始末(上) (創元推理文庫)

今宵も人手不足のデントン署において、運悪く署に居合わせたフロスト警部は、強姦・脅迫・失踪と、次々起こる厄介な事件をまとめて担当させられる。警部がそれらの捜査に追われている裏で、マレット署長は新たに着任したスキナー主任警部と組み、フロストをよその署に異動させようと企んでいた…。史上最大のピンチに陥った警部の苦闘を描く、超人気警察小説シリーズ最終作。

>>フロスト始末<上> (創元推理文庫) [ R・D・ウィングフィールド ]

2019年 カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

1955年。パイ屋敷の家政婦が階段の下で死体となって発見される。これは単なる転落死なのか?だが、続いて彼女の主人が首をはねられて殺害されることで事件は連続殺人の様相をおびてくる。
秀逸なクリスティのパスティーシュであると同時に、精緻なメタ構造が素晴らしい異色傑作。

2020年 メインテーマは殺人 東京創元社 (文庫)

自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。
彼女は、自分が殺されると知っていたのか?
作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、
この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる…。
自らをワトスン役に配した、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ!
7冠制覇の『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作。

>> メインテーマは殺人 (創元推理文庫) [ アンソニー・ホロヴィッツ ]

2021年 その裁きは死 創元推理文庫(M)

実直さが評判の弁護士が殺害された。裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて──。

絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。解説=大矢博子

>> その裁きは死 (創元推理文庫) [ アンソニー・ホロヴィッツ ]

2022年 ヨルガオ殺人事件 上 (創元推理文庫)

クレタ島でホテル経営をしている元編集者のスーザン。

彼女のもとに娘の失踪を調査してほしいという夫婦からの依頼が入る。

なんでもアラン・コンウェイが書いたミステリ「愚者の代行」を読んだ娘は、そのなかで8年前に起きた殺人事件の真相を見つけたというのだ。

その本を編集していたスーザンは依頼を引き受けることにしたが―?

>> ヨルガオ殺人事件 上 (創元推理文庫) [ アンソニー・ホロヴィッツ ]

このミステリーがすごい!海外歴代1位を第1回1988-2022のまとめ

このミステリーがすごい!海外歴代1位を第1回1988-2022についてまとめました。

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