本屋大賞2019年のノミネート作品が発表されました!大賞を勝手に予想!あらすじは?本屋大賞は2004年から始まり16回目。書店員が選んだ10作品がノミネートされ、そこからさらに書店員がお勧めしたい作品を投票。あらすじもありますので予想を楽しんでみてください!
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本屋大賞2019ノミネート作品!あらすじと画像
全国の書店員さんによる、「今いちばん売りたい本」を決めるのが、「本屋大賞」。書店員さんが「売りたい!」と思う本なので、間違いなく良い作品ですよね。
さて、2019年の本屋大賞のノミネート作品が発表されましたね♪読書家にとっては、賞の行方が気になります!
本屋大賞2019ノミネート作品・作者・あらすじです。
三浦しをん「愛なき世界」
中央公論新社
発売日:2018年9月7日
恋のライバルが人間だとは限らない!
洋食屋の青年・藤丸が慕うのは「植物」の研究に一途な大学院生・本村さん。殺し屋のごとき風貌の教授やイモを愛する老教授、サボテンを栽培しまくる「緑の手」をもつ同級生など、個性の強い大学の仲間たちがひしめき合い、植物と人間たちが豊かに交差する――
本村さんに恋をして、どんどん植物の世界に分け入る藤丸青年。小さな生きものたちの姿に、人間の心の不思議もあふれ出し……風変りな理系の人々とお料理男子が紡ぐ、美味しくて温かな青春小説。
平野啓一郎「ある男」
文藝春秋
発売日:2018年9月28日
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。
木皿泉「さざなみのよる」
河出書房新社
発売日2018年4月18日
小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!
瀬尾まいこ「そして、バトンは渡された」
文藝春秋
発売日2018年2月22日
森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。
森見登美彦「熱帯」
文藝春秋
発売日2018年11月16日
世紀の奇書『熱帯』に惹かれ、秘密を解き明かさんと集まった“学団”によるソウダイなる追跡劇。世界の中心に横たわる謎、その正体は――? 読み出したら止まらない、ロマン溢れる冒険譚。
小野寺史宜「ひと」
祥伝社
発売日2018年4月11日
激しく胸を打つ、青さ弾ける傑作青春小説!
母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を東京の大学に進ませてくれた母。――
その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。
そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。
そんな君を見ている人が、きっといる――。
知念実希人「ひとつむぎの手」
新潮社
発売日2018年9月21日
大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。
彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば…。
さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。個性的な研修医達の指導をし、告発の真相を探るなか、怪文書が巻き起こした騒動は、やがて予想もしなかった事態へと発展していく―。
芹沢央「火のないところに煙は」
新潮社
発売日2018年6月22日
本年度ミステリ・ランキングの大本命!この面白さ、《決して疑ってはいけない》……。
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。
驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!
伊坂幸太郎「フーガはユーガ」
実業之日本社
発売日2018年11月8日
常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。
僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。
深緑野分「ベルリンは晴れているか」
筑摩書房
発売日2018年9月26日
1945年7月、4カ国統治下のベルリン。恩人の不審死を知ったアウグステは彼の甥に訃報を届けるため陽気な泥棒と旅立つ。
期待の新鋭、待望の書き下ろし長篇。
本屋大賞2019ノミネート作品!審査員は?
審査員となるのはどんな人なのでしょうか?
「書店で働いている人」が審査員となるそうです。パートでもアルバイトでも、もちろん正社員でも、投票する権利があるのだそうです。
書店で働いていれば、本屋大賞の審査員として投票でき、全国の書店が対象だそう。本当に書店員さんのおすすめがどれなのかを知ることができるわけですね。
審査ですが、1次投票と2次投票があるそうです。1次投票では1人が3作品を選んで投票ができ、上位10作品がノミネートされるそうです。
そして、2次投票ですが、ノミネートされた10作品を書店員さんが読んだうえで、すべての作品についてコメントを書いて、3作品を選んで投票、という形式になっているそうです。
結構しっかり選ばれているんですね。
本屋大賞2019ノミネート作品!選考の基準とは?
「本屋大賞」は本屋大賞実行委員会というNPO法人が運営しているそうです。さらに「本屋大賞」という名で親しまれていて、ネットで検索するときも「本屋大賞」と入力しているのですが、正式名称があるのです。
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 本屋大賞」というのが正式名称だそうで、書店員さんがおすすめする書籍を投票してもらって決める、というものです。
会社や作家さんの利益などを考えることなく、純粋にみんなに読んで欲しいと思う、書店員さんのおすすめの本の情報を届ける、という目的でできた賞なのだそうです。そのような基準だから、本当に読書家に喜ばれる作品が挙がってくるのですね。
本屋大賞2019の1位(大賞)受賞予想は?
10作の、全国の書店員さんが、今いちばん売りたい本!大賞を受賞するのはどれか。勝手に予想してみました。
個人的な予想ですが、「ある男」ではないかなぁと。芥川賞作家・平野啓一郎さんの作品です。平野啓一郎さんの作品でよく知られているのが、2019年の秋に映画化されることになっている「マチネの終わりに」ではないでしょうか。
「マチネの終わりに」は、福山雅治さんを主演とし、映画化が決まりました。福山雅治さんが演じる天才ギタリストの相手役は石田ゆり子さん。天才ギタリストとの恋に翻弄される女性です。
今回、本屋大賞2019にノミネートされた「ある男」は、「マチネの終わりに 」も好きなのですが、より引き込まれた作品でした。「ある男」が大賞ではないかなぁと予想しています。この作品は、たくさんの人に読んでみてもらいたい、と思います。
他の予想も見てみましたが、それぞれかなり違いますね。「熱帯」を予想している方、「愛なき世界」を予想している方もちょっと多いのかなぁという感じがありました。
本屋大賞2019!大賞発表日は?
2019年本屋大賞の結果が発表されるのは、2019年4月9日(火)となっています。
2019年本屋大賞スケジュールは以下の通りです。
2018年12月1日(土)
一次投票、発掘部門、翻訳小説部門、投票スタート
2019年1月6日(日)
一次投票、発掘部門、投票締め切り
2019年1月22日(火)
ノミネート作品発表、二次投票スタート
2019年2月11日(月・祝)
翻訳小説部門 投票締め切り
2019年2月28日(木)
二次投票締め切り
2019年4月9日(火)
大賞作品、発掘部門、翻訳小説部門の結果発表
大賞の発表も楽しみですね♪
本屋大賞2019ノミネートと予想にあらすじ!大賞は?のまとめ
本屋大賞2019ノミネートと予想にあらすじ!大賞は?についてまとめました。
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