MOE絵本屋さん大賞2018受賞作トップ10!1位はおしっこ?

MOE絵本屋さん大賞2018年の受賞作・トップ10をご紹介!1位は…おしっこちょっぴり?MOE絵本屋さん大賞2018は、2018年に新刊の、絵本の年間ランキング!受賞作品のトップ10を調べてみました!子供に読ませたい1冊がきっと見つかる!

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MOE絵本屋さん大賞とは?

みなさんは、「本屋大賞」というのはご存じでしょうか?正式名称は「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 本屋大賞」というそうですが、この本屋大賞は、書いてあるとおり書店員さんが投票して選ぶものです。

同じく書店員さんが投票で選ぶものに、絵本もあります。

「MOE絵本屋さん大賞」というのが、全国の書店員さんが選んだ「新刊絵本の年間ランキング」です。白泉社から刊行されている絵本専門誌の「月間MOE」が開催している絵本賞だそうです。

2018年12月21日(金)に、2018年の新刊絵本の年間ランキングとなる「第11回 MOE絵本屋さん大賞 2018」の受賞作が発表されていますので、ご紹介したいと思います。

第11回 MOE絵本屋さん大賞2018トップ10

絵本って、おとながたまに読んでも面白いですよね♪

第1位 おしっこちょっぴりもれたろう

【 出版社からの内容紹介 】

ぼくは、パンツにおしっこがちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんに怒られる。
でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。
パンツをはいたらわかんないんだから。

>>おしっこちょっぴりもれたろう

なんてセンスのある、楽しいタイトルでしょう。
MOE絵本大賞の1位になったのも納得です。
「みんなそれぞれ、他の人にはわからない、困ったことがあるんだな」というつぶやきが、とても印象的でした。
自分の悩みが、ふっと軽くなった気がします。
もれたろうくん、ありがとう。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子11歳、男の子9歳)

第2位 みえるとかみえないとか

【 出版社からの内容紹介 】

宇宙飛行士のぼくが降り立ったのは、なんと目が3つあるひとの星。普通にしているだけなのに、「後ろが見えないなんてかわいそう」とか「後ろが見えないのに歩けるなんてすごい」とか言われて、なんか変な感じ。ぼくはそこで、目の見えない人に話しかけてみる。目の見えない人が「見る」世界は、ぼくとは大きくちがっていた。

>>みえるとか みえないとか

視覚(に限らず)障害のある人について、タブー視したりかわいそうがったりするのではなく、本当に理解するには?と考えさせられる絵本です。
とはいえヨシタケシンスケさんなので、決して押しつけがましくなく、ユーモアがあって純粋に楽しめます。

付属の冊子に、「あとから“これって視覚障害の本だったんだ”と気づいてもらえればいい」というヨシタケさんの意見が書いてあり、我が家でもさりげなく置いておいて、子どもたちが自然に気づけたら良いなと思いました。

テーマがいつもと違うためか、デザインの雰囲気がいつものヨシタケさんの絵本とは違いますね。
使われている色数が多かったりして、ごちゃついた印象です。残念ながら表紙が特に…
いつもセンスがいいなあと感心しているので、その点で☆を一つ減らしました。
(molanさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子4歳)

第3位 ノラネコぐんだんアイスのくに

【 出版社からの内容紹介 】

アイスクリームパーラーをのぞくノラネコぐんだん。空っぽの缶を発見して…。シリーズ最高傑作との呼び声も高い第6弾。

>>ノラネコぐんだん アイスのくに

良い猫たち~♪って思いました。

あ、もちろん、相変わらず悪さはするし、ラストワンワンちゃんに怒られる定番の展開も、しっかりとあるのですが。

それでも、今回のらねこたちを見直しました。むしろジーンとしちゃったほど。
こんな気持ち、シリーズ全作読みましたが今回が初めてです。
それくらい、今回はテイストがちょっと違った感じでした。

自分たちを助けてくれたペンギンのペンペン。(ペンペンの純粋な優しさも好きです)
そんなペンペンを守るために、必死でシャチに立ち向かうのらねこたち。
ペンペンとのお別れも、サラッと描かれていながらも心に残る印象的な場面でした。

凍ったままワンワンちゃんに怒られているのらねこたち、可愛かったなあ。

アイスクリーム工場でのアイス作りの描写は、美味しそうでアイス好きな子もワクワクものだと思いますよ♪

のらねこぐんだん、大好きです。
(チチンプイのプイ♪さん 30代・ママ 男の子9歳)

第4位 えがないえほん

【 出版社からの内容紹介 】

133週連続NYタイムズ・ベストセラー入りした絵本、待望の翻訳!

読んでいるあいだ、子どもたちはずっと笑いっぱなし! 全米70万部突破の画期的な読み聞かせ本。

>>えがないえほん

「えがないえほん」のタイトルに惹かれて図書館から借りてきました。指示とおり一人で声を出して読んでみました。なんか私には””よさ”がわからなくて、楽しさも伝わらなくて読み終えてしまいました。私には、「文字がない絵本」の方が、いいかなあと思いました。
(ぴょーん爺さん 60代・じいじ・ばあば )

第5位 けっこんしき

【 出版社からの内容紹介 】

はなよめさんや音楽家、粋な板前さんに宇宙人!? おめでたいけっこんしきを舞台に、みんなでたのしく大変身!

【ポイント】
特注の型で抜いたボードブック。おでこにはめて楽しむことができる絵本ができました!親子で、結婚式やイベントで……子どもはもちろん、大人も楽しむことができる1冊です。

タイトルの「おでこはめえほん」の通り、見開きで描かれている「カツラ」をかぶってキャラクターに「成りきる」ことができる絵本です。子どもの絵本としても、大人のパーティーグッズとしても、「インスタ映え」する写真を撮る小道具としても使える素敵な絵本です。続編も期待しています!

第6位 あめだま

【 出版社からの内容紹介 】

文房具屋でドンドンが見つけたのは、6つのあめだま。部屋で1つ食べると、「リモコンがはさまって痛い!」とソファの声が聞こえてきた! もう1つ食べると、今度は犬のグスリが話しはじめて……あめだまを通して周囲の愛に気づいたとき、ひとりぼっちの少年におとずれた変化とは? 心あたたまる成長の物語。

あめだま。を、通して感じる気持ち。心の交流に、なんとも温かいほんわかした、気持ちになりました。
ペクヒナさんの人形の表情に、長谷川さんの関西弁の訳!
すみずみまで、楽しめて、友達に、読みきかせて、紹介してまわっといます。

第7位 パンのずかん

【 出版社からの内容紹介 】

大ヒット『おすしのずかん』に続く、食べ物図鑑絵本第2弾です。生まれた国がわかる国旗マーク付き。パンができるまでの紹介も!

>>パンのずかん

大人気の『おすしのずかん』と同じ作者よって描かれたこの絵本は、写真のようにリアルなパンの絵とほんわか可愛らしいクマや動物たちの絵がとてもステキです!
パンの種類ごとに色々なパンを紹介してあり、それぞれ国旗とともに元祖となる国の名前も書いてあります。
そしてパンを作る工程やパン屋さんの様子も可愛らしい動物によって描かれています。
パンが食べたくなる絵本です。(★ハチ★さん 30代・静岡県 男の子2歳、男の子0歳)

第8位 どしゃぶり

【 出版社からの内容紹介 】

夏の午後のある一瞬をおーなり由子とはたこうしろうの目で切り取った傑作絵本!

はたこうしろうさんの『なつのいちにち』も素敵ですが、こちらも夏の雨のシーンが鮮明に浮かび上がってくるほど、活き活きとした絵本でした。
雨を全身で楽しむ男の子の様子がダイナミックに描かれています。
音の表現も素敵でした。
今はちょっと季節外れなので、真夏になったらまた読みたいです。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子11歳、男の子9歳)

第9位 ごみじゃない!

【 出版社からの内容紹介 】

ごみみたいだけど、ごみじゃない、たからものコンテストをかいさいします!

●そのいち! けしごむの けしかす→あつめて こねると ねりけしになる
●そのに! いろえんぴつの けずりかす→カールしていて とっても きれい
●そのさん! おれた えんぴつの しん→まだまだ つかえる
●そのよん! ばらばらに くだけた けしごむ→こまかい ところを けすのに べんり
●そのご! さかなの かたちの しょうゆさし→きんぎょすくいごっこ
●そのろく! ばらん→くさになる
●そのよんじゅういち! おとうさんが はかなくなった ずぼん→じだいげきごっこ
●そのよんじゅうに! おばあちゃんが はかなくなった ずぼん→にんぎょ

ベストセラー『いっさいはん』(岩崎書店)の著者が描く、かわいくて、クスッと笑えるユーモラスな一冊。子どもたちの大事なたからものが、1~85までせいぞろい!

>>ごみじゃない!

机の上や子供の部屋の隅に転がっている「ごみ」みたいなもの。
「これ捨てるよー」と言うと、「ダメダメ」と慌てて反対されたりします。
「本当にいるの?」というもおばかりだけれど、子供なりの着眼点で大事にしてたりする、そんな「ごみじゃない」ものを子供目線で細かく沢山紹介してくれるのが、この本です。
前に読んだ同じ作者さんの作品「いっさいはん」の女の子が、ちょっと大きくなったのかな?と思わせるキャラクターもにくいですね。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子11歳、男の子9歳)

第10位 クマと森のピアノ

【 出版社からの内容紹介 】

ある日、こぐまのブラウンは森のなかで、「へんてこなもの」を見つけます。やがて、ブラウンはへんてこなものを弾けるようになります。
偶然通りかかった人間の女の子とお父さんがブラウンの奏でる美しいピアノの音楽を聞きます。ブラウンはふたりと一緒に町へ行き、ピアニストとして大成功をおさめました。
でも、ブラウンは森と、友だちと、森のピアノが恋しくなり・・・。

>>クマと森のピアノ

すてきな表紙にひかれて読んでみました。
大きく展開していく物語にひきこまれました。そして、どこにいても、つながっていられる大切なともだちっていいなあ、とあたたかい気持ちになりました。
森でかなでるブラウンのピアノ。やさしい音色がきこえてくるようでした。
(あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )

MOE絵本屋さん大賞2018受賞作トップ10!1位はおしっこ?のまとめ

MOE絵本屋さん大賞2018受賞作トップ10!1位はおしっこ?についてまとめました。

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