白泉社から刊行の絵本専門誌MOEが2008年から開催している「MOE絵本屋さん大賞」。今年で11回目。歴代の受賞作品の2008年から2009年をこの記事でご紹介します。MOE絵本屋さん大賞の歴代受賞作品の2010年以降も別記事でご紹介していきます。
MOEとは?
MOEとは一体なんでしょう?
絵本専門誌「月刊MOE」(モエ)というのがあります。1979年に偕成社から「絵本とおはなし」として創刊されていて、1983年に月刊MOEと改称されたそうです。
その後、偕成社の完全子会社であるMOE出版が版元となって、その後再び偕成社発行に戻っています。
その後、1992年4月からは、版元が白泉社に移り、現在に至っているそうです。
「絵本とおはなし」は、「月刊MOE」の前身ということですね。
絵本屋さん大賞 第1回(2008年)
1位 くまとやまねこ
だって、ぼくたちは ずっとずっといっしょなんだ─── >>くまとやまねこ |
2位 ちいさなあなたへ
母であることのすべてがつまった絵本。親でいることの喜び、不安、苦しみ、寂しさ―― >>ちいさなあなたへ |
3位 ちょっとだけ
弟が生まれて、なっちゃんはお姉さんになりました。お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、いつもなっちゃんの要求に応えてあげるという訳にはいかなくなりました。そこで、なっちゃんはいろんなことを自分ひとりでやってみます。お姉さんになったからと頑張るなっちゃんですが、眠くなった時だけは、どうしてもお母さんに甘えたくなります。お姉さんになったことで感じる切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子どもの姿を母親の深い愛情とともに描いています。 >>ちょっとだけ |
4位 だるまさんが
「だ・る・ま・さ・ん・が…」左右にうごくだるまさん。「だるまさん」シリーズ第1弾です。 >>だるまさんが |
5位 100かいだてのいえ
100かいだてのてっぺんにすむだれかからあそびにきてね、とてがみをもらったトチくん。ちずをみながらあるいていくと、きゅうに100かいだてのいえがあらわれました!みあげても、うえのほうはかすんでよくみえません。トチくんは、100かいまでたどりつけるのでしょうか…? |
6位 ぼくがラーメンたべてるとき
ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。となりでミケがあくびしたとき…とおくとおくはなれたくにでいまなにがおこっているのだろう?おなじこのそらのしたで。 |
7位 バルバルさん
バルバルさんは、町の床屋さん。毎日楽しく働いていますが、ある日、ライオンが、たてがみをきれいにしてほしいとやってきます。次にワニが毛をはやしてほしいと、ヒツジがプードルみたいにしてほしいと、次々に動物のお客さんがやってきました。初めはびっくりしていたバルバルさんも、だんだん楽しくなって注文にこたえていきます。夕方、店を閉めようとすると、看板にいたずら書きが……。 >>バルバルさん |
8位 うえきばちです
うえきばちがあったのでつちをいれて…さああなたはなにをうえますか。 >>うえきばちです |
9位 こりゃまてまて
幼い子が散歩に出かけます。チョウをみつけて、「こりゃまてまて」と追いかけますが、「ひらひらひら」と逃げられてしまいます。トカゲやハトやネコにも出会います。「こりゃまてまて」と追いかけますが、やはり逃げられてしまいます。最後は「こりゃまてまて」と自分が追いかけられて、伸びてきたのはお父さんの大きな手。お父さんに肩車をしてもらって、楽しい散歩になりました。 >>こりゃまてまて |
10位 しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです
「どうぶつたちも、ほんをよみたいかもしれないな」としょかんがだいすきなカリーナがカウンターにすわると、どうでしょう!いちばんのりのカナリアにつづいて、ライオン、くま、ぞう、くじゃく、かめ…どうぶつたちが、ぞくぞくはいってきました。としょかんは、まるでどうぶつえんのようです。クラシックであたたかい―親子でわけあいたい、ドン・フリーマンの世界。 |
絵本屋さん大賞 第2回(2009年)
1位 つみきのいえ
うみのなかにわすれものをとりに。せかいじゅうのこどもとおとながかんどうしたアニメをさくしゃふたりがえほんにしました。アヌシー国際アニメーションフェスティバル最高賞アニメの絵本。 >>つみきのいえ |
2位 BとIとRとD
ちいさな女の子の、澄んだまなざしの先にあるものは…。 >>BとIとRとD |
3位 しごとば
子どもに人気!10職業10のしごとば大集合。しごと道具や、しごとの流れも、くわしく紹介。 >>しごとば |
4位 いそっぷのおはなし
「きつねとつる」「うさぎとかめ」「よくばりないぬ」「きたかぜとたいよう」など、広く知られているイソップ童話9話を、各話4ページほどに読みやすくまとめたカラフルな絵本。 |
5位 おやすみ、ぼく
おやすみなさいのひととき、親子のあたたかなスキンシップを誘い、子どもたちを眠りの世界へみちびいていく一冊です。 >>おやすみ、ぼく |
6位 ないしょのおともだち
マリーとネズミ。マリーのむすめのマリアとネズミのむすめのネズネズ。みんな、おなじいえにすむ、ないしょのおともだちでした―細部まで描きこまれた遊び心いっぱいの絵と、とびきりゆかいなお話。 |
7位 てぶくろがいっぱい
8位 おしくら・まんじゅう
いたずら紅白まんじゅうが、あんな子やこんな子まで、おしくらまんじゅう。こんにゃく、なっとう、ゆうれいまで登場?!おされたみんなは……。ページをひらいて ひゃあ びっくり! |
9位 なきすぎてはいけない
おじいちゃんっ子だった孫の成長を願いながらも、いつかは先立つ自分がいる。 |
10位 ぼくにかえりみち
あるひのかえりみち、そらくんは、みちのまがりかどでぴたりととまってつぶやきました。「きょうは、このしろいせんのうえをあるいてかえろう」ところが、とちゅうにパイロンや犬があらわれて…。はたしてそらくんはぶじにいえにかえりつけるのでしょうか?ちいさなぼうけん。 >>ぼくのかえりみち |
MOE絵本屋さん大賞歴代受賞作品2008~2009年のまとめ
MOE絵本屋さん大賞歴代受賞作品2008~2009年についてまとめました。
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